東京のスポーツ整体治療院【神楽坂整体たいむ】

投薬終了まで残り42~29日

投薬終了まで残り42日【2022.01.24】黒猫闘病記

今日から数日、FIPを発症してから治療を開始し、治療期間の折り返しを迎えるまでの経過を各症状にスポットを当てて振り返っていきたいと思います。
当たり前ですが、リアルタイムでは全ての症状が同時進行でした。
初めての経験でしたし、症状も多く、かつ状況の変化も早かったので、そのあまりの情報量に処理が追いつきませんでした。
そこで、治療期間の折り返しを迎え、状態的にも落ち着いている今のタイミングで一度整理しようと考えたのです。
一応、経過を記録しているメモや撮りためた写真(画像と動画)を見返していくつもりですが、記憶違いや勘違いなどはあるかもしれません。
そのあたりの事はご承知おきいただき、参考程度に読み流して下さい。
ということで、本日はご飯についてです。

FIPの代表的な症状の1つに挙げられるのが【食欲の減退】です。
シシもわかりやすすぎるくらいにこの症状が診られました。
まず単純に時系列で何を食べることができたのかをまとめてみましょう。
期間は発症初日と思われる12月1日から治療の折り返しである1月23日までです。

12月1日:カリカリ(ロイヤルカナン)もまだ食べることができた
12月3日:カリカリ(ロイヤルカナン)を避けるようになった(トッピングのみ食べる)
12月5日:カリカリに手をつけなくなり、カルカン子猫用を半分くらい食べた
12月6日:カルカンを食べなくなり、他のウェットフードを半分くらい食べた
12月7日:ウェットフードをも食べられなくなり、クリスピーキスを少し食べた
12月9日:クリスピーキスも一袋は食べきれなくなり、ちゅーる頼りになる
12月10日:ちゅーるしか食べることができなくなる
12月13日:【治療開始】ちゅーるのみ、それもまだ数本くらい
12月14日:メインはちゅーる、クリスピーキスを少しだけ食べることができた
12月15日:ちゅーるを18本食べた(半強制給餌)、クリスピーキスも1袋食べきれた
12月16日:ちゅーるに加え、クリスピーキスも少量なら食べられるようになった200Kcal
12月17日:ついにウェットフードを食べられるようになった
12月18日:ちゅーる=ご飯なのか、カリカリは積極的には食べたくない様子
12月19日:カリカリにちゅーるをトッピングしたらそこそこ食べてくれた
12月20日:なんとか…ではなく、普通にカリカリを食べるようになった
12月25日:食欲旺盛、食べるだけ食べさせたら300Kcalも食べるように
12月30日:食欲旺盛…過ぎてダイエットすることにカリカリ200Kcal+α(おやつ)
1月11日:食欲旺盛、標準体型で安定してきたので成長も加味してカリカリ230Kcal+αに
1月23日:食欲旺盛、カリカリ200Kcal+αで標準体型維持(シシは物足りなそう)

こうして並べてみると発症から治療が始まって1週間くらいの変化が激しいですね。
そして、病状が進行するに従って嗜好性の低いものから順番に食べることができなくなっていき、治療が始まると嗜好性の高いものから順番に食べられるようになっていったのがわかります。
私たちにはいろいろ試す余裕がなかったのでちゅーる以外のちゅーる系おやつがどのくらいまで食べることができたのかはわかりません。
しかし、ちゅーるの中ではいくつか試すことができました。
その点についても簡単に触れておこうと思います。

ちゅーるは本当にいろいろな種類があります。
もちろん、これは味のバリエーションという意味ではありません。
水分多め・普通のちゅーる・子猫用・総合栄養食・エナジーチャージ…と、私が把握しているだけでも5つのジャンルがあります。
何が違うのかというと、いろいろな違いはあると思いますが、ざっくりいうと「濃さ」です。
上で紹介した順にだんだんに濃くなっていきます。
色・ニオイ・オイリー感・そもそもの硬さ、それらが増していくと考えて下さい。
そして、シシの場合、最もツライ時で食べることができたのは子猫用と普通のちゅーるで、総合栄養食とエナジーチャージには見向きもしませんでした。
(水分多めのちゅーるはカロリーが少なく、目的に合致しないために購入していません)
しかし、治療が始まってしばらく経ち、カリカリが食べられるくらいになった時には総合栄養食ちゅーるにもエナジーチャージちゅーるにもがっついていました。
このことから、猫さんも体が弱っている時にはあまり濃いものは食べたくないことがわかります。
人が病床に伏せている時にお粥を食べたくなるのと一緒ですね。

シシはいつも通りです。
寝る時は寝て、食べる時は食べて、遊ぶ時は遊びます。
それで褒められて可愛がられるのだから羨ましいものです(笑)
ちゅーるしか食べられなかった時も。。
少しリッチなウェットフード、食べてくれた時は歓声があがりました
ロイヤルカナン子猫用(シシはあまり好みではない様子)
ピュリナワン(美味しそうによく食べる)

投薬終了まで残り41日【2022.01.25】黒猫闘病記

昨日は食欲にしぼってシシの経過をみてみました。
本日は食事と関係する内容として体重に注目してみようと思います。

シシはFIPを発症する直前に動物病院で体測ってもらった体重が2880gと約2900gでした。
3kg目前となり、順調に成長していたこともあって「じゃー風邪が落ち着いたら去勢の予定を立てましょう」という話になっていました。
それが、まさかのFIP発症。。

話を戻します。
FIPの代表的な症状、その1つである食欲の減退ですが、ご飯が食べられなくなれば当然体重も減っていきます。
今日はその経過を追っていこうと思います。
今回は動物病院で測ってもらった体重で経過を追っていきます。

12月1日:2880g、発熱のため掛かりつけの動物病院を受診
12月5日:2600g、呼吸に違和感を感じて掛かりつけの動物病院を受診
12月6日:体重失念、経過が芳しくなく、掛かりつけの動物病院を受診
12月7日:体重失念、6日同
12月8日:2460g、FIP治療を行っている動物病院に転院
12月13日:2260g、FIP治療開始
12月15日:2140g、シシの最小体重、半強制給餌を開始する
12月16日:2220g、半強制給餌により体重が増え始める
12月17日:2360g、24時間でちゅーる18本の成果か1日で100g以上増加
12月21日:2480g、増加幅は落ち着いてきたが、順調に増加
12月27日:2620g、食べすぎて若干太り気味に、闘病中だがプチダイエットを開始
1月4日:2660g、プチダイエットの成果で体重の増加を抑えることができた
1月11日:2740g、太ったわけではないので、純粋な成長分の増加
1月18日:2860g、現時点での最新体重

この経過を見ていただくとわかると思いますが、発症から治療開始までは日に日に体重が減っていき、治療を開始してから若干のラグがあって体重が増加に転じています。
半強制給餌でとにかくカロリー摂取に努めたことも一因ですが、やはりお薬のお陰で食べられるようになったのが大きいです。
つまり「食欲の回復に伴って体重も増えてきている」ということです。
当たり前といえば当たり前ですが、その当たり前のことが確認できました。

なお、シシはFIPを発症する直前の体重は2880gでした。
これが最も体重が減った時は2140gです。
あまり減っていないように見えますか?
確かに減少した体重の実数はわずかに740gです。
740gは人にとっては本当にわずかな重さです。
しかし、これはシシの体重の1/4に相当します。
人で例えると、60kgの人がわずか2週間ほどで45kgになったのと同じです。
2週間で15kg減です。
いかがでしょう?
少しシシの大変さが伝わったでしょうか?

なお、今日もシシは元気です。
MUTIANもちゃんと飲めました。
FIP発症前のシシ坊
FIP治療初期のシシ坊
お正月のシシ坊
本日のシシ坊

投薬終了まで残り40日【2022.01.26】黒猫闘病記

昨日までは食事に関することについてまとめてきました。
今日はFIPのもう1つの特徴的な症状「運動量の減少」についてみていこうと思います。

FIPを発症すると、猫さんは「なんとなく元気がない」様子になります。
この時点で「おかしいな?」と気がつく飼い主さんもいるかもしれませんが、流石に「FIPかな!?」とはならないと思います。
なぜなら「元気がない」くらいの症状なら風邪や膀胱炎など他の病気でも普通にあるからです。
まだそれくらい抽象度の高い状態なので、この時点ではFIPとの区別はつかないと思います。
では、どの辺りから「流石におかしい」と感じられるか、シシの状態を振り返って考えてみたいと思います。

12月1日:発熱(40.6℃)のため、元気がない。注射後しばらくして元気になる
12月3日:キャットウォークから落下、足の踏ん張りがきいていないように見えた
12月5日:呼吸が荒くなり、目に見えて運動量が減少し始める
12月6日:積極的に動く気力はない
12月7日:ご飯やおやつにすら反応しない
12月8日:朝の状態は7日と変わらず、この日は検査入院
12月9日:胸水抜去のお陰で少し元気に
12月10日:おもちゃを近づけると手を出してくれる
12月11日:2回目の胸水抜去。楽そうにはなったが遊べるほどではない。おもちゃは一瞥する程度
12月12日:3回目の胸水抜去。直後は楽になったが、夜には最低限の移動のみの印象
12月13日:4回目の胸水抜去とFIP治療開始。なんとなく元気になった印象。無駄に歩くことができた
12月14日:13日の状態を維持。しかし、夜から胸水貯留によって動けなくなる
12月15日:5回目の胸水抜去。半強制給餌開始。胸水が抜けて元気が出始める
12月17日:おもちゃに反応するようになってきた
12月19日:ねこじゃらしをペシペシしてくれるようになった
12月20日:FIP発症後初のキャットポール登頂
12月21日:採血時に大暴れ、負傷者(私)が出る
12月22日:だいぶ動けるようになったが、まだ本調子ではない。ペンギンさんをペシペシ
12月24日:ついにおもちゃを追いかけられるようになった
12月26日:おもちゃを追いかけていて着地に失敗、まだまだ体力は戻っていない様子
12月28日:元気に遊んでくれるようになってきた
12月29日:ヤンチャさが以前のものと同等になってきた
12月30日:ほぼ元気なころの状態に戻ったようにみえる
12月31日:元気になったからか食事が足りないのか、いろいろな物をかじるようになった
1月1日:羽毛布団の上で元気におもちゃを追いかける(ほぼトレーニング)
1月2日:キリンさん(蹴りぐるみ)と激しく格闘
1月5日:猫じゃらしをダイレクトキャッチできるまで回復
1月10日:ネズミさんを元気に追いかけまわす
1月11日:これ以降はもう発症前の運動量を越えていると思います

記録が残っている部分と、あとは私の記憶頼りなのですが、おおよそこのような経過です。
振り返ってみるとこちらは明らかに13日のFIP治療がキッカケで好転しています。
シシの場合は【胸水型】ということもあり、胸水による運動量の減少も診られましたが、それがなければもっとわかりやすく治療開始の前後で変わっていたと思います。
それくらい胸水抜去の前後では状態が違いました。
残念ながら(?)多くの猫さんが発症する【腹水型】の経過はわかりませんが、腹水型の猫さんも一定量以上腹水が溜まると苦しくなるのではないかと思います。
そして、苦しくなれば当然それに伴って運動量も減少すると考えられます。
同様に、食事量(食欲)との関係も少なくないと感じます。
なぜなら、食事が足りていないと元気が出ないのは人も動物も一緒だからです。
つまり、FIPでは【運動量の減少】とは、病気が直接作用して運動できなくなるというのもあるのでしょうが、食事や浸出液など他の要因によって引き起こされている部分も無視できないくらいの影響があるように感じました。

ということで、運動量についてはこんなところでしょうか。

ちなみに、今日もシシは通常モードです。
メディボールを使わない投薬にも慣れてきました。
治療前:「頭って重いんだよ?」とアゴ乗せ
治療初期:目で獲物を追うシシ坊、まだ追いかける元気はない
年末:ペンギンさんと格闘中
現在:爪とぎポールの上から獲物を狙う猛獣シシ

投薬終了まで残り39日【2022.01.27】黒猫闘病記

今日は呼吸数についてみていこうと思います。
シシはFIPウェットタイプの【胸水型】です。
胸水型のFIPは胸膜炎を起こしているため、呼吸に異常が診られやすいのではないかと思います。
私はFIPを発症した猫さんの多くがなる【腹水型】を見たことがないので、腹水型のFIPに異常な呼吸が診られるのかはわかりません。
そのため、呼吸数が腹水型の猫さんにとって参考になる指標なのかはわかりませんが、胸水型では状態の好不調と呼吸数はとても関連が強かったと思います。
その確認の意味も込めて、呼吸数について振り返っていこうと思います。
呼吸数は1分間に何回呼吸しているかを数えてカウントしています。
なお、正常な猫さんは安静時の呼吸数が40~50回/分前後と言われています。

12月5日:63回
12月8日:94回、検査入院
12月9日:退院・胸水抜去後55回
12月10日:朝55回、夜85回
12月11日:97回、胸水抜去後65回
12月12日:朝103回、シュッシュッと鼻息が聞こえるくらい呼吸が荒い、胸水抜去後63回、夜95回
12月13日:朝100回、呼吸が荒く楽な姿勢を探している、夜83回(MUTIAN&胸水抜去)
12月14日:84回、横隔膜を大きく動かして苦しそう
12月15日:朝97回、胸水抜去後53回
12月16日:朝52回、夜85回
12月17日:朝78回、夜103回
12月18日:朝82回、
12月19日:朝80回、夜45回
12月20日:夜32回
1月28日:夜33回

このようになりました。
まずわかりやすい点として、胸水抜去後に呼吸数が少なくなる傾向が明らかです。
そのため、胸水が溜まることで肺の換気能力が下がり、呼吸数が増加しているとわかります。
次に、呼吸数のピークが13日のFIP治療開始の時期と一致していますね。
胸水抜去に伴う一時的な呼吸数の減少はあっても、基本的には13日までは漸増しており、それ以降は漸減しています。

これらの事からわかるのは、FIP【胸水型】では胸膜に炎症を起こしており、それによって胸水が溜まってくるということです。
そして、その炎症の強度でも呼吸が制限されますし、炎症の強度が上がるにつれて胸水の滲出量も増えるという傾向が見えてきます。
こう考えると、13日以降はお薬の効果で胸膜の炎症が少なくなっていき、胸水の滲出量も減っているのがよくわかると思います。

いかがでしょうか?
あくまでも個人の一例に過ぎませんし、完全安静時と活動時で呼吸数に増減があり「この時期にこの呼吸数?」という数字の日もあります。
しかし、おおよその傾向はここでまとめた通りなのではないかと思います。

ちなみに、シシはここのところ少し風邪気味です。
寒いのもありますが、いただいていた抗生剤が切れてしまったのが影響していそうです。
まだ「風邪気味」の範疇だとは思うのですが、猫風邪のために毎日お薬を飲むというのはいかがなものかと思うので「シシにとってどうしてあげるのが予防になるのか」いろいろ考えて対策をしていこうと思います。

12月5日の呼吸の様子 12月8日の呼吸の様子 12月10日朝の呼吸の様子 12月11日の呼吸の様子

12月12日朝の呼吸の様子 12月12日夜の呼吸の様子 12月13日の呼吸の様子 12月15日の呼吸の様子

12月17日の呼吸の様子 12月20日の呼吸の様子

投薬終了まで残り38日【2022.01.28】黒猫闘病記

本日は胸水についてまとめていこうと思います。
FIPのウェットタイプでは浸出液というものが診られます。
これは腹水や胸水のように正常時には診られない水分が貯留したものです。
一般的には猫伝染性腹膜炎なので腹水が溜まるのですが、シシは胸水が溜まりました。
そして、あくまでもシシの場合ですが、胸水が溜まることで呼吸が苦しくなり、食べ物もノドを通りにくくなっていましたし、運動をする気力もなくしていたように見えます。
このように、胸水の量が状態にダイレクトに影響していたように感じるので、これをまとめてみようと思います。
基本的には胸水抜去のタイミングとその量で傾向をみたいと思います。

12月1日:40.6℃の発熱
12月5日:シシの呼吸が荒くなり始める
12月8日:1回目の胸水抜去。110ml。
12月11日:2回目の胸水抜去。60ml。右の胸腔からはあまり抜けなかった。
12月12日:3回目の胸水抜去。80ml。右から70・左から10ml。
12月13日:4回目の胸水抜去。抜去量失念。
12月15日:5回目の胸水抜去。70ml。片方の胸膜が線維化し抜去不可。
12月17日:呼吸数自体は多いが「危ない」という印象は受けなくなってきた
12月20日:呼吸数安定

ざらっと見てみると、胸水抜去自体は5回行っいます。
しかも8~15日の間で5回です。
かなり集中していますね。

タイミング的にはやはり13日のFIP治療開始を境に明らかな傾向の転換が診られますね。
私たちが「怪しい」と感じるFIP発症時期が12月1日です。
このあたりから胸水が溜まり始めていると仮定すると、最初の胸水抜去まで8日で抜けたのは110mlです。
単純計算、1日あたり14mlくらいずつたまったことになります。

次が11日なので、前回の胸水抜去から4日です。
抜けたのは左の胸腔から60ml。
おそらく右にも同量程度が溜まっていたと仮定すると、合計して120ml溜まっていたことが想定されます。
こちらも1日あたりの貯留量を考えてみると、約30mlです。

次は12日ですから、前回から1日ですね。
抜けたのは左から10ml、右から70mlの合計80ml。
そんなに左右トントンで溜まるのかはわかりませんが、昨日右に60ml残っていたと仮定するなら左右に+10mlずつで計算が合う量です。
1日あたりの貯留量は20mlが想定されます。

次も翌日で13日です。
この日抜けた量は聞くのを忘れてしまいました。
しかし、朝や12日の夜の呼吸の状態から考えて、それなりの量が溜まっていたと考えられます。
また胸水抜去の処置はある程度胸水が溜まっていないと行えないので、最低限処置を行うに値するくらいは溜まっていたことになります。
そういった部分から、最低でも50mlは溜まっていたのではないかと想像しています。
つまり、1日あたりの貯留量はこれまでで最大の50ml前後ということです。
なお、ご存知とは思いますが、この日からシシのFIP治療が始まりました。

次が15日なので、前回の胸水抜去から2日ですね。
日課のようだった胸水抜去が1日空きました。
この日はどちらの胸腔かはわかりませんが、片方から抜けなくなっており、もう片方から70ml抜けています。
抜けていない方にも同量が溜まっていると仮定すると、140ml溜まっていたことになりますね。
2日で140ml溜まっていたとすると、1日あたりの貯留量は驚異の70ml!
よく無事だったなぁ…と後から数字を見て冷や汗ものです。。

これ以降は胸水抜去をせずに済んでいます。
6日後の20日には呼吸も落ち着いて安定しているため、胸水の滲出が治まり、逆に吸収されたのだと思います。

まとめると、最初は8日で110ml、次が4日で120ml、次が1日で20ml、次が1日で呼吸が苦しくなるくらい(貯留量聞き忘れ)、次が2日で140ml、最終的にはこの後6日で残っていた胸水も吸収されていた…という感じでしょうか。
私には実際の貯留量がわからないので、抜去量とそのタイミングでの推測でしかありませんが、やはりFIPが進行するに従って胸水が溜まるスピードも速くなっているように見えますね。
そして、治療が始まるとともにそれが反転。
急速に胸水の滲出が抑えられていっています。
15日に関しては、投薬が始まったからピタリと滲出が止まるわけではないでしょうし、これまでは1日しかもたなかったものが2日もったと思えば上々です。
想定した滲出量は1日あたり70mlという試算でしたが、その後は片方の胸腔からしか抜けなかったにも関わらず胸水抜去の必要がなくなり、20日頃には自然吸収されたので、実際はそこまで多くなかったのかもしれません。
曖昧な点が残る結論とはなってしまいますが、私の立場ではこれ以上のデータは得ることができませんし、仕方がないところだと思います。

結論というわけではありませんが、FIPに対してMUTIANは劇的に効きます。
ただし、V字回復ではなく、U字回復だと思ってください。
これは、FIPの病状の進行が恐ろしく早いからかもしれません。
車と一緒で「急には止まれない」という感覚だと思ってください。
すごい体勢でリボンにジャレるシシ坊
あれ?なんかシッポ太くない?
襟からシシ
ちゅーるは飲みもの?いえ、かじるものです

投薬終了まで残り37日【2022.01.29】黒猫闘病記

だいぶ前のことになってしまうのですが、前回の動物病院で「次回は2週間後に」と、ついに隔週の通院で良くなったのは報告したと思います。
それを受けて、我が家ではちょっとした変化がありました。
それは…

「シシのキャリーバッグを部屋の隅に配置した」です。

正直「どうでもいい」という声が聞こえてきそうですが、聞いてください。
シシが調子を崩してからしばらくは毎日病院通いでしたし、落ち着いてからも毎週動物病院に通っていました。
このくらいの頻度で使っていると、いちいち片付けるのが面倒なのです。
加えて、シシもキャリーバッグで寝たり遊んだりする子だったので「中で寝ても寒くないように」とキャリーバッグをホットカーペットの上に置いていました。
そして、この位置が計ったかのようにリビングのど真ん中になっていたのです。。
ホットカーペットの端の部分ではあるのですが、これが絶妙にリビングのど真ん中。
そのため、遊ぶ時にも邪魔になっていましたし、私たちも動線が遮られて地味に邪魔でした。
それでも、毎週動物病院に行くならいちいち出し入れするのも面倒だし…とこの位置を定位置にしてしまっていたのです。
しかし、ついに通院間隔が隔週になりました。
流石に隔週となったらリビングのど真ん中を占拠させるわけにはいきません。
…ということで、シシのキャリーバッグを部屋の隅に移動させることにしたというわけです。

しかし、やはり部屋の隅です。
エアコンは着けっぱなしだとはいえ、やはり若干寒いかもしれません。
そこで、このキャリーの防寒対策を「これでもか!」とやってみました。
本日はそのキャリー装備を紹介します。

まず、使ったのはこちらです。
・古い毛布
・使わなくなった大判マフラー
・バスタオル
・使わなくなったニット
・使わなくなったフリース(激突対策)
・麻紐(ドアストッパー)

①麻紐でドアを括り、閉まらないよう固定します
②たたんだバスタオルをニットで包み、キャリーの床に敷きます
③毛布をたたみ、いい塩梅でキャリーを包みます
④フリースをたたんでドアを包んみ、クッション代わりにします
⑤キャリーを包んだ毛布ごと大判マフラーでさらに包みます
⑥部屋の隅に設置して完成です!

いかがでしょう?
個人的には思っていたより納まりが良かったです(笑)
保温性もまずまずです。
エアコンの風もやんわりと当たる位置にあるので、寒いということはなさそうです。
これら暖かアイテムでキャリーを保護していきます
ドアを麻紐で括り、バスタオルを包んだニットを入れます
古く、使っていない毛布でキャリー全体を包みます
ドアをフリースで覆い、キャリー全体もマフラーで覆って完成!

投薬終了まで残り36日【2022.01.30】黒猫闘病記

【若白髪】年の若いのに生える白髪のこと。

最近シシを見ていてふと気づいたのですが、お髭が白くなってきているのです。
以前は真っ黒だったのに、いったいなぜでしょう?
おそらく健康上は何も問題ないのだと思いますが、地味に気になります。


 追記

2月1日の診察の際に先生に聞いてみました。
「成長過程による変化なので、気にしなくて大丈夫」とのことです。
今後また黒くなるのか、逆に真っ白になるのか、それともアッシュや根本は白で先端が黒のようになるかは不明ですが、それも楽しみにシシの成長を見守ろうと思います。

投薬終了まで残り35日【2022.01.31】黒猫闘病記

今日で1月も終わりですね。
シシは風邪などで微妙に体調を崩しながらも確実に体力をつけています。
最近はジャンプするのがシシブームのようで、追いかけるよりも跳びたい感じです。
そんなシシ、今イチオシの遊びがこちらです。


1月31日の遊んでいるシシの様子をご覧いただけるYouTubeページへのリンクです


シシはもともとかなり運動量が多い活発な猫さんでしたが、病気が落ち着いてきたことや成長したことにより、今までよりもジャンプ力がついてきました。
病気で弱っていた時はテーブルに跳び乗ることすらできなくて、踏み台を使っていたのですが、今となっては音もなくスッと跳び乗ってきます。
まだ8ヵ月でこのジャンプ力、成猫になり、体調も万全になった時のことを想像するとちょっと怖いですね(笑)

投薬終了まで残り34日【2022.02.01】黒猫闘病記

今日は2週間ぶりの動物病院でした。
この2週間でシシはまた成長しました。
今まで跳び乗ることができなかった棚にも跳び乗るようになりましたし、体の成長に合わせて運動能力も伸びています。
こんなにパワフルな猫さんを採血するのは大変だろう…ということで、せめてものお手伝いと思い「爪切り」をしておきました。
これで多少暴れても先生や看護師さんにケガをさせなくて済みます。

病院での診察の結果ですが、基本的には「順調」とのことでした。
体重も2.98kgともう3kg目前です。
体温も38.1℃と平熱でした。
心音・呼吸音も異常なしです。

そして、肝心の血液検査です。
実は、今まで頑なに上がらなかったAG比がついに上がったのです!
AG比はFIPでは減少傾向があり、診断の1つのポイントになる値です。
シシはそれが今まで全く上がってこなかったのです。
そのため「元気は良くなっているが、それはお薬でウィルスを抑え込んでいるだけで、実際は良くなっていないのかもしれない」という不安が、常に心の奥にありました。
しかし、本日ようやくこのAG比が上がってくれたのです!
他の指標とシシの体調に加え、このAG比が上がったことでグッと安心感が増しました。

しかも、良い報告は続くものなのでしょうかね。
シシのウィルス検査の結果が届いていて、そちらの結果も見せてもらいました。
すると、抗体価も炎症反応もかなり減ってきていたのです!
これは、もう確実に良くなってきています!

治療期間も折り返して、なかなか良くならないAG比と抗体価にヤキモキしていましたが、本当に安心できる結果でした。
いや、本当に良かったです。
血液検査1
血液検査2:マーカー部分がAG比
外注検査の抗体価
2月1日の診療明細

投薬終了まで残り33日【2022.02.02】黒猫闘病記

昨日の動物病院での診察で長い間心配していた点が改善に向かっていたため、思いのほか安心感が強くなってきました。
自分で思っていた以上に心配で、気にしていたんだと思います。
そのため、今まではシシが猛獣の毛皮の敷物のように伸びて寝ていると「大丈夫かな?」と心配になることもあったのですが、これからは微笑ましく見ることができそうです。

シシの敷物

少し心に余裕ができたお陰か、穏やかなシシの様子が嬉しいです。
元気にネズミさんや猫じゃらしを追いかけている様子は、わかりやすく「元気!」という感じがして好きでしたが、今はただの毛繕いの様子がただただ穏やかで和みます。

2月2日のただ平和にシシが毛繕いをしているだけの動画をご覧いただけるYouTubeページへのリンクです

飼い主以外誰も得をしない動画でスミマセン(笑)
ぺたー
顔が一番分厚い。。

投薬終了まで残り32日【2022.02.03】黒猫闘病記

本日は節分、立春ですね。
暦の上ではもう春です。
穏やかな春を迎えたいものですが、私たちはもう一息頑張ります!

さて、本日は先日の動物病院で改善していたAG比について書いておこうと思います。
AG比とは、血液中のたんぱく質の割合です。
Aがアルブミン、Gがグロブリンです。
FIPではこのバランスが崩れるのですが、それを表しているのがAG比だということです。

A(アルブミン)は、ざっくりまとめると栄養です。
そのため、この値が小さいと「栄養状態が悪い」と考えられ、逆に高いと「脱水」などで血液が濃くなって高くなっていると考えられます。

G(グロブリン)は、一言でいうと免疫です。
免疫なので、病気にかかっていると増加します。
つまり、高G(グロブリン)血症は何かしらの病気を発症していることを意味します。

FIPの場合、猫さんはご飯が食べられなくなるので「栄養状態が悪い」という意味でA(アルブミン)値が低くなることを指摘する獣医さんもいますし、A(アルブミン)よりもむしろ免疫反応を示す高G(グロブリン)血症を指摘する獣医さんもいます。
ただ、どちらにせよこれらのバランスを表すAG比は減少します。
よって、FIPの診断の1つの指標としてこの「AG比の減少」があげられているのです。

それでは、シシはどうだったのでしょう?
これまでの血液検査の結果からA値・G値・AG比をピックアップして経過を見てみましょう。

12月8日:A値2.5・G値4.4・AG比0.6
12月21日:A値2.9・G値5.1・AG比0.6
12月27日:A値2.9・G値5.0・AG比0.6
1月4日:A値2.8・G値4.8・AG比0.6
1月11日:A値2.8・G値4.9・AG比0.6
1月18日:A値2.9・G値4.6・AG比0.6
2月1日:A値2.9・G値4.4・AG比0.7

あまり大きくは変わっていないように見えますね(笑)
8日の最初の血液検査ではA値が低いですが、これは食事が全く摂れていなかったからです。
同日のG値もこの中では低いですが、こちらはおそらくまだFIPの状態が悪化途上だったからだと思います。
その後、13日に治療が始まり、食事が摂れるようになるとA値が2.8~2.9と上昇して安定しています。
G値は5前後と高止まりしていましたが、1月後半から減少傾向に移っています。
これを見ると、1月半ばまではある意味お薬&シシの体力と病気の力が拮抗していて、1月の後半から病気を抑えこみ始めたようにも見えます。
その結果が2月1日に初めて上昇したAG比の「0.7」から読み取ることができるのです。
こうして話してみると、パッと見はあまり変わっているように見えないこの数値が、案外シシの病状の変化を詳細に物語っているようにも見えてきますよね。
これが私がAG比の上昇を待ち望み、その報告に歓喜した理由です。

2月3日にキャットウォークの上で遊ぶシシの様子をご覧いただけるYouTubeページへのリンクです

投薬終了まで残り31日【2022.02.04】黒猫闘病記

本日もシシは元気です。
毛布の陰からこちらの何かを狙っています。
イタズラっ子といいますか、ヤンチャ丸といいますか。。
まぁ、可愛いのですけどね(笑)

さて、本日は抗体価について話しておこうと思います。
FIPでは様々な症状や所見を総合的に判断して確定診断を待たずに治療を始めることが多いと聞きます。
シシもそうでした。
なぜ確定診断を待たないのか…というと、確定診断をするための検査には時間がかかってしまうからです。
FIPの特にウェットタイプは、この確定診断を待っている間に亡くなってしまうケースもあるくらい進行が早いのです。
このことから、命を助けるために確定診断前に治療を始めることもしばしばというワケですね。

しかし、だからといって確定診断が無用というワケではありません。
時間がかかったとしても正確な診断は必要ですし、経過を診ていくのにも必須ですし、改善して治療を終わらせるためにも重要です。
そういう意味で、確定診断はやはりとても大事だと思います。
では、FIPが疑われる場合は「何をもって確定診断とするか」ですが、それが抗体価です。
(他の所見でFIPが疑われる場合の確定診断という意味です)

抗体価は病気にかかった際に作られるそのウィルスに対する免疫のことをいいます。
猫であれ人であれ病気に感染していると、そのウィルスに対して特有の抗体が増えていきます。
そのため、抗体価を調べることで本当にそのウィルスに感染しているのかがわかります。
また、この値が高いと、それだけ多くの免疫が必要な状態、つまりそれだけ多くのウィルスが体内に存在しているということでもあります。
ですから、この値を1つの指標としてチェックし、減少、陰性を確認する必要があるのです。

こちらはシシの抗体価です。

12月8日:記録もれ
12月21日:抗体価 51200 ・ AGP(炎症反応) 1700
1月18日:抗体価 25600 ・ AGP 910
2月1日:次回診察時に報告

12月8日に胸水から採った抗体価もあったのですが、記録を忘れてしまいました。
しかし、呼吸が落ち着いてきた段階(21日)での抗体価や炎症反応が、4週間後には半減しているのがわかります。
安全圏は抗体価が500以下だということなので、まだまだ道は長いですが、明らかな減少傾向が診られて良かったです。

このように、抗体価の減少がみられれば、それだけお薬と免疫力がウィルスを抑えこんでいることがわかります。
残りの治療期間も少なくなってきています。
頑張ってウィルスを撃退して、完全復活を宣言したいものです。

2月4日毛布をカジっているシシの様子をご覧いただけるYouTubeページへのリンクです

投薬終了まで残り30日【2022.02.05】黒猫闘病記

いよいよ投薬終了予定まで残り1ヵ月となりました。
懸念していた点にも改善傾向が診られ、個人的には本当にホッとしています。
毎日の投薬も順調にできていて、精神的にも余裕が出てきました。

そんな少しゆるんだ雰囲気の我が家ですが、それに影響されたのか、ここ数日少しシシが太ったように感じます(笑)
ジャンプも以前は届いていた高さでおもちゃを動かしても跳びつこうとしませんし、抱っこするとズッシリとした重量感が。。
ご飯の量は変わっていないのですが、前回の病院以降少し運動不足な気はしていました。
とはいえ、シシは遊び好きなので一緒にも遊びますし勝手に一人遊びもしています。
私が少し追い込まなくなっただけです。
(追い込むってなんだよ。笑)
しかし、それだけでお腹にも少しお肉がつき、体も重くなっています。

正直、これくらいは別に構わないのですが、猫さんってこんな些細なことで体重や体型が変わるものなんですね。
ちょっとビックリしました。
まだ問題があるとは思いませんが、少し運動量を増やしてこれ以上は増えないようにだけ努めたいと思います^^

動画は2月3日に撮影したものですが、3日には他の動画を公開していたのでこちらにて。

2月3日の夜シシが元気に遊ぶ様子をご覧いただけるYouTubeページへのリンクです

投薬終了まで残り29日【2022.02.06】黒猫闘病記

昨日「運動強度を上げる宣言」をしましたが、そのために今日は頑張ってシシと遊ぶことにしました。
シシ坊、覚悟しなさいね(笑)

と、そんな様子を記録しようと動画を撮っていたら、いきなり面白いことが起きました。
もしよろしければ、ぜひこちらの動画をごらんください♪

2月6日に遊ぼうとしたシシに起きたハプニングがご覧いただけるYouTubeページへのリンクです


シシはこのように物を投げてもらって、それをダイレクトキャッチするのが好きです。
もちろん捕れないこともありますが、ちゃんと追いかけて取りに行き、咥えて持ってきてくれます。
その様子が可愛いので、たびたび動画で記録に残しているのですが、今回のはまた少し違った趣きでおもしろかったです♪

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