トップアスリートと一般的なアスリートの違いは肋骨に現れる!
| トップレベルの選手と、一般的なアスリートの決定的な違いはどこにあるのか? それを聞かれた場合、私は迷いなくこう答えます。
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【スポーツで肋骨が担う役割】
| ① 力の起点と伝達路 「連動」といえば聞き馴染みがあると思いますが、これには大きく2つのタイプがあります。1つは上半身から下半身へ、下半身から上半身へと力を伝えること。もう1つが体幹(肋骨)で起こした動き・力を末端へと伝えること(俗に「骨を意識した動き」とも言われます)。この2つです。これはどちらも肋骨を柔軟に扱うことができていないと、その効果が発揮されません。 ② 衝撃の吸収と受け流し 肋骨を強力なサスペンションとして扱うことができると、相手選手との接触時にその力を吸収し、受け流すことができます。しかし、これが実戦レベルで体現できる選手は、オリンピック強化指定選手としてトップアスリートの1人として凌ぎを削ってきた私の経験でも、わずかに2人だけでした。まさに「天才」のみに許された領域かもしれません。 ちなみに、一般的なアスリートは腹圧などを使って肋骨ごと体を固めて、相手の力を受け止めて抵抗します。 ③ 呼吸とシンクロした動作 何でもかんでも「力を出す時は呼気か努責!」と考えていませんか? 実は動きには吸気の方が相性の良い動きもあります。練度が上がってくると「この動きの時は、肋骨のこの部分に空気を入れる」といった具合に、呼吸と動きをシンクロさせて動くことができるようになります。 |
【肋骨の機能を制限するもの】
| このように、肋骨の機能をフルに使いこなすことができれば、動きの幅は飛躍的に広がります。しかし、多くのアスリートが「頭ではわかっていても、体現できない」のが現状です。その理由は2つあります。 理由1:単純に使い方を知らない どんなに理想的な肋骨を持っていても、それを扱う術(意識やトレーニング)を知らなければ使いこなすことはできません。 理由2:肋骨に楔が打ちこまれていて、自由に動かせない 実は、こちらの方が深刻です。肋骨のミゾオチライン周辺に「楔」が打ち込まれ、肋骨がカチカチのカタマリに変貌していると、脳が「動け」と命じても、物理的に動きがブロックされてしまうのです。 理由1については本人の修練が必要ですが、理由2に関しては当院が力になれる分野です。近年、日本のスポーツ界のレベルは凄い速度で上がっています。そんな中でトップ層へと食い込むための1つの武器として「風船のような肋骨」を手に入れてみませんか? |



